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手軽に利用できるのが魅力だが…

よく藁にもすがる思いという表現がされますが、人は極限状態に陥ると、わずかな希望さえあればすがりたくなるものです。

 

時には理性で抑えることができず、道徳を犯してしまう可能性すらあります。

 

キャッシングサービスは現金を融資してくれるサービスで、手軽に利用できるのが魅力ではありますが、このサービスにすがるようでは、それは危険な状態と言えます。

 

キャッシングと悪いイメージ

お金の貸し借りは法律によって大部分を制限されており、本当の意味で自由に貸し付けることは不可能です。

 

法律で定められていることは多岐にわたりますが、キャッシングサービスにおいて必要となる法律や決まり事として重要なのは、融資を行う上で上限となる金利が明確に決められていることと、人によって貸し付ける金額の上限が決められているということです。

 

つまり、無制限にお金を貸し付けたり、膨大な金利をかけて融資したりすることは違法とされているということです。

 

極端な例を出すならば、個人に対して1億円を無理やり貸し付けて、年間に100%の金利を取るなどというような行為は、上限金利も貸付の上限額もゆうに超えているため違法とされることになります。

 

消費者金融やキャッシングサービスに対してあまり良い印象を持つ人が少ないのは、いわゆる上記のような違法な貸し付けを行っている闇金と呼ばれる存在が過去にあったからであり、法律が整備されるまで人々から畏怖され疎ましく思われていたからだと思われます。

 

膨大な金利が発生して無理やり取り立てるといった違法行為が社会問題になってから、闇金は次第に取り締まられるようになり、現在では少なくなっているのも事実ですが、過去の遺恨が根強く残っているため、キャッシングサービスに対してクリーンなイメージを持てないという人も多いのです。

 

現在では、そういったいわゆる闇金と呼ばれるような存在も減り、また消費者金融業者も大手ばかりが生き残り、そして大手銀行までもがキャッシングサービスを手掛けるようになったことにより、徐々に悪いイメージは払拭されています。

 

しかし、まだまだ闇金と呼ばれるような存在は少なくなく、違法な金利を貪っている輩がいるのも事実です。

 

たとえお金に困っている状態でも、詐欺まがいの闇金を利用すればただでは済まされず、上手く逃げられてしまう可能性すらありますので、まずはそういったサービスを利用しないように注意するのがキャッシングサービスを利用する上での大前提、注意すべき点となります。

 

「審査が甘い」「誰でも借りられる」は闇金の常套句

まず、キャッシングにおける「審査」の必要性についての解説からしていきますと、審査とはサービス利用者の返済能力の有無を確認するための融資側の手段のことを指します。

 

利用者は審査を受ける側ということになり、定期的な収入があるかどうか、年収はいくらか、これまで他の借金をしたことがあるかどうか、借金をしたことのある人物ならば返済に遅延や踏み倒し等の金融事故が無いかどうかといった項目を隅々チェックされることになります。

 

金融業者側は個人が持つ信用情報(過去、金融事故を起こしたことのある人物かどうか)を共有しており、ローンサービスの使用情報やキャッシングサービスの使用履歴、クレジットカードの返済払いなどの情報を閲覧することが可能となっています。

 

融資をする側としても返済が滞ったり借金全てを踏み倒されたりしてしまっては丸損になってしまいますので避けたいところであり、審査はそのためにも必要であると同時に、サービスの利用者側が借り過ぎてしまわぬようにさせる安定化装置のような役割も担っているのです。

 

しかしながら、この審査という過程が皮肉なことに闇金を利用することの入り口になっていることも事実です。

 

もしも借りられない状態が続いて資金繰りに困窮してしまうと、融資をしてくれる人を求めて利用者はより「審査の甘い」サービスへと下っていくことになります。

 

審査が甘い、誰でも簡単に借りられる、という宣伝文句は闇金が良く使用する言葉で、甘い言葉で人々を引き寄せて、貸し付けた後には膨大な金利で利用者を苦しませるといった仕組みとなっています。

 

審査の難易度だけを見ていけば、一種のヒエラルキーのような構造が出来上がっていると言えるでしょう。

 

一番上に位置して、最も審査が厳しいのは銀行系のキャッシングサービスで、中層に位置するのが大手の消費者金融業者となります。

 

その下には小さな消費者金融業者となり、最下層には闇金が待ち構えているといった具合です。

 

審査の通りやすさで言えば上部は厳しい審査が、下に行くほど甘い審査となりますが、金利という側面においてはこの構造は全く逆となり、上であるはずの銀行系は金利が低く、闇金に近づくにつれて金利が高くなります。

 

法令を順守していると確認できるのは、4種の内でも銀行系キャッシングと大手の消費者金融のみで、小さい消費者金融はいわばグレーゾーンの貸し付けを行っている可能性があり、闇金はもちろん法律に反した営業をしています。

 

この審査ヒエラルキーから考えると、利用者の行動心理はたやすく読み解くことが可能です。

 

つまり、まずは安心して借りられて金利も低い銀行系の利用を考え、それがダメならば次は大手消費者金融業者の利用を、大手消費者金融業者からの融資も断られるようになれば小さな消費者金融業者を、そして最後の最後は闇金に手を出してしまうという心理となります。
よく漫画やドラマなどで闇金や消費者金融を利用する人が題材とされることがあり、そういった作品を見ていると「なぜ闇金に手を出すのだろう?」と疑問を持つ人もいるかもしれませんが、この説明で疑問も解消されたことでしょう。

 

結論としては、ヒエラルキーの上部にあるサービスを利用できなくなったからこそ下にある闇金へと手を出してしまうのであって、まさに溺れる者は藁をも掴む状態に陥っているのです。

 

キャッシングサービスで失敗しないために注意すべきことは?

キャッシングサービスは上手に利用できれば急場を助けてくれる有効なサービスですが、使い方を一歩間違えると失敗してしまう恐れもありますので注意が必要です。

 

それでは失敗しないためには具体的にどのようなことに注意をすれば良いのでしょうか。まずは利用するサービスをしっかりと把握するということです。

 

利用するキャッシングサービスはどの会社が提供しているものなのかを把握して、できれば銀行系のサービスを、それがダメならば大手の消費者金融業者のサービスを利用することを強くお勧めします。

 

利用に際して行いたいのは、返済計画をきっちりと立てておき、収支と返済のバランスを考えるということです。

 

キャッシングは基本的に約定返済がリボ払いになるため、返済額を低額に設定してしまうとなかなか元金が減らない仕組みになっています。

 

元金が減らないまま再度融資を受けたところで、元金が上乗せされるだけで月々の返済額が変わらないわけですので、これを続けているとあっという間に限度額まで使用してしまうことにつながります。

 

キャッシングの穴にはまってしまわないようにするためには、利用は最小限にとどめ、返済は最大限に行っていく必要があり、受けた融資は可能な限り早く返済することを心がけることがトラブル防止のために重要と言えるのではないでしょうか。