借入

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期限までに返せなっかた場合どうなる?

ピンチのときでもまとまった金額を用意することのできる借り入れは、多くの人が便利な存在に感じていることでしょう。

お金が返せない

 

事実、全国約3割にも及ぶ日本人が、何らかの借り入れを利用し役立てているとさえいわれています。

 

携帯電話の割賦支払いもその一つに含めようものなら、規模はさらなるものになります。ですが、大きなメリットには反面相応のデメリット、リスクも伴うのが実際のところです。

 

今回取り上げたのは、返済が延滞してしまった場合についてです。返済期日というものが設けられているだけに、延滞してしまうともちろん何らかのペナルティも課せられます。

 

詳細をまとめたので、ご参考ください。

 

延滞するとどうなる?

まず明確な決まりとしては、期限を1日でも延滞してはいけないというのが実際のところです。借入には、期限の利益というものが存在します。

 

これは、借り入れた金額を即時返済するのではなく、定められた期限内において返済する形で問題ないというものです。

 

一定期間猶予を与えるため、このことを期限の利益と表現されています。こうして見ると比較的自由度が高いようにも伺えますが、前述の通り、基本的には延滞が許されません。

 

そのことは「金銭消費賃借契約書」という契約書にも明記されており、1日でも延滞があると期限の利益は喪失するものとされています。

 

もちろん延滞するということは、支払いに必要なお金を手元に用意できない場合がほとんどでしょう。そのため結果的には、競売や差し押さえといった方法で、家財や資産を支払いに充てられる形となります。

 

とはいえ、実際はといえばそこまで厳格な措置をとられることもありません。消費者金融や銀行それぞれの規定にもよりますが、基本的には延滞から1〜3ヶ月後に返済を促す通知が送られてきます。

 

郵便物によって通知されるため、家族をはじめとした同居者に秘密で借入していた場合は要注意です。

 

督促状をもってしてもなお支払いがなければ、それこそ取り立てや差し押さえなどによる強制的な手段も懸念されてしまいます。

 

ある程度猶予があるといえ、延滞はまずしてしまわないよう、気をつけてください。

 

延滞は以降の借入にも影響する

さて、前項では延滞により督促通知が届き、家族などにバレるかもしれないというリスクを一つご紹介しました。ですが、もちろんデメリット面はこれだけでもありません。

 

これだけなら、そこまで危機感は感じられないことでしょう。そもそも、一人暮らしであればもはやリスクですらありません。

 

延滞リスクとして特に困らされるのは、以降の借り入れに影響することではないでしょうか。

 

返済を延滞してしまうということは、返済能力がないことの表れといえます。そのため、延滞履歴が存在しているのであれば、その時点で審査はかなり通りにくくなってしまいます。

 

一般的には、3ヶ月間延滞が続くことで延滞の履歴が信用情報に残るといわれています。ですが実際は、1日でも延滞すると長期にわたりその履歴がつきまとってしまうようです。

 

金融業者で審査に通りにくくなる状況は、さまざまに考えられます。たとえば、自己破産や民事再生・債務整理・調停申立ての経験がある場合などです。

 

ですが、延滞に関してはこれらよりもさらに影響するとさえいわれています。延滞した分を支払い終えれば、その延滞は解消されますが、履歴には「延滞解消」という名目で、さらに1年間情報が残るといわれています。

 

解消済みの延滞であっても、延滞があったことにかわりはないので、やはり審査上印象は良くないです。

 

もちろん、延滞解消どころか現在延滞中でありまた別の会社で借入審査を受けるともなれば、一層通りにくくなります。

 

このように、たった一度の延滞がのちの生活にすら影響を及ぼしかねません。

 

借り入れはしないに越したことありませんが、やはり急なタイミングである程度まとまった金額が必要となるといったケースは、生活していると定期的に訪れるものです。

 

万が一の状況でも、スピーディーに借り入れられる状況を保っておくためにも、しっかり期日を守って返済しましょう。

 

信用情報について

借入を経験したことのある人は、この信用情報を知っているケースも多いことでしょう。契約時、かならずといっていいほど注意書きに記されている存在だからです。

 

信用情報とは、前述にも軽く触れていますが、いわば借入履歴のことです。借り入れ内容のほか、返済歴や延滞歴、延滞解消歴などもこと細かに記されており、審査時の大きな基準とされます。

 

信用情報は、主に3つの機関にて収集管理されています。

 

日本信用情報機構

まず一つは、JICCこと日本信用情報機構です。これは消費者金融各社が共同で運営する信用情報機関となっており、信販会社やカード会社、保証会社、リース会社も含め、多岐にわたる信用情報を保有管理しています。

 

株式会社シー・アイ・シー

次に、CICこと株式会社シー・アイ・シーです。前者が消費者金融の共同運営であるのに対し、こちらはクレジット会社の共同出資機関です。クレジットカード会社とリース会社に加え、消費者金融情報についても扱っています。
数ある消費者金融業者は、これらJICCとCICの情報それぞれに自由なアクセスが可能となっており、延滞歴等を確認します。

 

全国銀行個人信用情報センター

そしてもう一つ、銀行系の信用情報については、KSCこと全国銀行個人信用情報センターというまた別の機関が管理しています。

 

延滞が続くと、これら3つの信用情報機関いずれかもしくは複数にて、俗にいうブラック指定を受けてしまいます。

 

ブラックにまで至ると、軽い延滞の解消歴なら1年で消えるのに対して、こちらは5年もの期間、残ってしまいます。つまりブラック指定されれば、以降まったく延滞が無かったとしても、5年の間はさらなる借り入れができないわけです。

 

ちなみにこの5年というのは、取引開始からではなく、終了してからの期間です。さらに銀行カードローン等による借り入れがかかわるKSCに至っては、申し込み紹介情報が1年、取引情報が5年保管されるのに加え、破産情報は10年間残るといわれています。

 

銀行+破産ともなれば一層のちの生活が影響を受けてしまうため、安易な借りすぎなどはまずおすすめできません。

 

借入以外の面への影響

延滞によって信用情報に事故履歴が残ってしまうと、借入以外にも影響が出てしまいます。

 

例えば、クレジットカードの契約です。現金の直接的な借り入れではありませんが、支払い能力を信用した上で後払いの形にできるカードであるためです。

 

クレジットカード中心に生活している人は、大きく困らされることでしょう。

 

次に、ショッピングの分割払いに関しても影響が出る一つとして挙げられます。分割契約時にもまた審査がおこなわれますが、この際、通りにくくなってしまいます。

 

クレジットカードの件も踏まえ、日常生活におけるあらゆる分割支払いができなくなってしまうというわけです。
ローン支払いに関しても、同様です。大きな買い物が極端にしにくくなってしまうので、懸念すべき点といえます。

 

また意外なところでは、携帯電話の割賦支払いもその一つです。機種変更時、受け取りの際における支払いはまったくのタダで、月々分割で支払っていくといった形が一般的ですが、延滞による信用情報ブラックなどあろうものなら、こちらもまた断られてしまいます。

 

借り入れ延滞には、このようにさまざまなリスクが伴います。実際、支払うための資金が用意できないケースはもとより、うっかり支払い忘れていたという場合であっても、言い訳はできません。

 

否応なしに、信用情報が記録されてしまいます。以降の借入ができない、ショッピングにおける分割が利用できないなど、あらゆるデメリットに繋がるので、借入をする際にはかならず明確な返済プランを立てた上で検討するよう心がけてください。